- 渓流ミノーイングで24cm頭22匹 新緑の渓でアマゴも高活性 投稿日 2022年5月23日 11:00:46 (TSURINEWS)
4月29日、ゴールデンウィーク初日に奈良県十津川村の十津川水系芦廼瀬川へ、ルアーでアマゴを狙って出かけてきた。新緑の渓流を満喫し、釣果は13~24cmまでのアマゴが22匹。バラした数やチェイスの数は数え切れないほどで、本当に楽しめた。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター奈良鱒兵衛)
芦廼瀬川でアマゴ釣り
最近は安定しない天候が続いているが、この日も天気予報では昼前から雨で次第に大雨になると言う予報だ。少し前にも大雨があったようで濁りと増水が気になるが、色々な情報を頼りに午前中だけでも楽しもうと奈良県十津川村へアマゴを狙いに行くことにした。
午前2時に自宅を出発して国道168号線で十津川村へ向かった。広い十津川村には本流を中心に沢山の川筋が流れこんでいる。川筋それぞれに特徴もあり、今回は芦廼瀬川に入ってみることにした。
長い山道をひたすら進み十津川村役場を過ぎて少しすると芦廼瀬川沿いに入る道がある。川沿いの道を更に上流へ向かい、お気に入りの入川ポイントへ到着するが、先客の姿もなく車を停めることができた。時計を見ると5時過ぎ、少し明るくなってきたが川の様子はまだわからないが、川音がいつもより大きいので少し不安だ。
当日のタックルと川の状況
簡単に朝食を済ませてウェーダーに着がえてタックルの準備をすることにした。今回はトラウト用ロッド6ftにナイロンの4lbを巻いた2000番のスピニングリールをセット、選んだルアーはバルサミノーで、カラーは昆虫を意識してチャートカラーを選んだ。
5時30分、明るくなり準備も出来たので河原へ降りることにした。木々が多く下に行くまで川の様子がわからないが、水が多すぎればここは諦めて上流の谷にでも入ろうと思う。河原へ降りると心配とは裏腹に少し水位が高い程度で若干笹濁り。天気は曇りでアマゴを狙うにはかなり条件がいいと思う。そして何より先ほどまで暗くてわからなかったが、山の景色が新緑に覆われていて本当に気持ちがよく癒やされる思いだ。
水深のある場所で好反応
早速水深のあるポイントにキャストをして、買い足してから初めて使うルアーの動きを見るが水噛みが良い。アクションを入れながら巻いてくるがいきなりチェイスがありヒット。開始早々で少し慌ててしまうがランディングしたのは15cmの綺麗な十津川村のアマゴだ。この日はアマゴとのやり取りを楽しむだけなのでヒットしてくれたことに感謝してリリースした。
この後も水深のあるポイントを中心に探ると先ほどと同サイズのアマゴがヒットしてくれる。この後も入れ掛かりとまではいかないがチェイスも多くかなり楽しい。気が付けば3時間近く夢中で釣り上がったが、12尾のヒットに多数のバラシだ。
少し腰を据えて休憩をしてインスタントコーヒーを頂くが、独り占めの景色の中では最高の味わいと贅沢な時間である。
瀬でも反応が出はじめ24cmも
しばし休憩を終えて予定の退渓ポイントまで楽しむことにする。時計を見ると9時前、順調に釣り上がっていると、少し水深のある瀬などでも反応が出てきた。ハイシーズンと思わせるほど活性が高い。
少しすると今までにない強い引きが伝わり、手にしたのは24cmの良型のアマゴだ。ワイルドなスタイルにしばし見とれてしまうが、写真を撮りリリース。これでかなりテンションも上がり、更に釣り上がる。いかにもといったポイントではほぼ反応があり、楽しめる。
そうして楽しんでいると10時過ぎに予定の退渓ポイントへ到着。時間が早いのでもう少し釣り上がろうかと悩んだが、久しぶりの渓流で足腰も疲れ十分に楽しんだのでここで帰ることにした。
当日の釣果と今後の展望
1時間近く掛けて川沿いの道を入川地点まで戻るが、このタイミングで天気予報の通り雨が降ってきた。今回は雨にも当たらず本当に楽しい釣りが出来た。
釣果は13~24cmまでのアマゴが22匹、バラした数やチェイスの数は数え切れない程で本当に楽しめた。
今後は新緑の季節とともに水生昆虫や陸生昆虫が盛んに出てきて、次第に梅雨時期を迎えるが、渓流はハイシーズンに入って行くのかと思う。
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<奈良鱒兵衛/TSURINEWSライター>
芦廼瀬川
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