- イサキ釣りの仕掛けについて知りたい!スーパーライトジギングで狙える近海魚 投稿日 2021年12月14日 07:01:01 (FISHING JAPAN)
イサキ釣りの仕掛けについて知りたい!スーパーライトジギングで狙える近海魚
イサキ釣りといえば、昔から船釣りのターゲットとして親しまれてきました。
天秤仕掛けのコマセ釣りが有名で、磯・防波堤などからならウキフカセやカゴ釣りで仕留めることができます。
最近では、船のスーパーライトジギングゲームで狙いのが、注目を浴びています。
ここでは、イサキの特徴や釣り方についてご紹介しましょう。
食べて美味しい魚ですから、一度ハマるとその魅力からなかなか抜け出せないでしょう。
イサキってどんな魚なの?
イサキとは、スズキ目イサキ科の海水魚のことです。
生息しているのは、日本の本州中部エリアから南で、沿岸の岩礁帯を好んで群れている特徴があります。
春の終わりごろから夏場にかけて、盛んに釣られるようになってきます。
イサキの群れは、小型のサイズが群れの下層を構成し、大型サイズを狙いたいときは上の層を叩くのがセオリーです。
天秤に枝バリを多く含んだ仕掛けでコマセ釣りをするのも、イサキの群れをタテ方向に探る目的があったからでしょう。
イサキの捕食対象は、稚魚や小魚です。
その他エビなどの甲殻類を追いかける習性があります。
フィッシュイーターなら当然ルアーやメタルジグにも反応しますから、小振りなメタルジグを用いたスーパーライトジギングの対象魚にもなり得るわけです。
磯場でロックフィッシュゲームを展開していると、30g前後のメタルジグにも食い付いてくることがあり、接岸してくるタイミングでライトショアジギングによるアプローチをおこなうのも、有効かもしれません。
日照の強い時間帯は、底付近に沈んでいることが多いですが、朝マズメ・夕マズメのときには中層まで浮いてくる傾向があります。
捕食ラッシュに入ったら活性が上がりますから、表層で食い付いてくることも。
そのタイミングでメタルジグを投入できれば、面白い釣りを展開できるはずです。
イサキ釣りの乗合船を予約するときに、スーパーライトジギングに対応しているかどうかを確認してください。
同時に、どのようなタックル・メタルジグを用意すればいいのか、指示を受けるようにしましょう。
イサキの産卵時期や旬はいつなの?
イサキの産卵時期は、6月ごろから8月にかけてになります。
食べて美味しい旬も、同じころで重なりますから、抱卵した個体を釣り上げることが多いでしょう。
成長すると、40cmから45cmぐらいの体長のものがよく食い付くようになります。
もっと大きなサイズもいるので、強烈な引きに遭遇することを想定しておいたほうがいいでしょう。
イサキは他の魚と比べて、口の周りが弱くできています。
強引に引き寄せようとすると、口切れを起こしてバラしてしまうこともあるので注意してください。
ラインテンションをキープしたまま、ロッドブランクスを曲げ過ぎないように配慮してランディングを試みましょう。
一度口切れでバラしてみると、どれくらいのテンションがベストなのか体感できます。
スーパーライトジギングでイサキを狙ってみよう!
イサキを船上からスーパーライトジギングで狙う際のコツについて、チェックしておきましょう。
まずバーチカルに落とし込んでいるメタルジグは、激しくアクションさせないほうが食い付きは良好です。
ただ巻きでリフトしたり、ゆっくりと引っ張ったりして、優しく誘うイメージを持ってください。
フックにフラッシャーなどの誘い要素を付加しておくと、食い付きが良くなることもあります。
メタルジグ自体のシルエットをコンパクトにするのも効果的なので、鉛よりタングテン素材のほうが適しているかもしれません。
イサキを釣るのに使ってみたいおすすめのロッドを選んでみた!
それではイサキをスーパーライトジギングで誘うのに使ってみたい、おすすめのロッドを取り上げましょう。
全体的に柔らかい調子で、ライトラインにマッチしたものがベターです。
ベイトタックルも用意されていますが、スピニングタックルにすると前方に軽くキャストして、広範囲を探ることができるようになります。
ドラグのレスポンスも良好なので、スーパーライトジギング専用に作られたスピニングロッドを選んでみました。
ダイワ(DAIWA) SLJ(スーパーライトジギング)ロッド ブラスト SLJ AP(エアポータブル) 63LS-S 釣り竿
水深30m前後の比較的浅めの近海を狙うなら、このスピニングロッドがおすすめです。
全長は1.91mと取り回ししやすい長さになっていて、継数は2本。
仕舞寸法は100cmにまで縮まるので、ボートデッキへの持ち運びはとても便利でしょう。
自重は102gと軽めですから、長い時間アクションを付け続けても疲れを感じてしまう展開にはなりにくいかもしれません。
先径/元径は、1.0/8.4mmと細め。
適合するメタルジグのウエイトは、最大で45gまでです。
適合するPEラインは、0.4号から0.8号までとなっています。
ブランクスのカーボン素材含有率は、90%です。
実際に手に取ってみると、とても軽くて振り切りやすく、イサキが掛かってからのやり取りも柔軟におこなうことができます。
実売価格は1万円台と、とてもリーズナブルな価格帯に設定されています。
イサキにスーパーライトジギングでアプローチして数釣りを楽しもう!
イサキの特徴や釣り方・仕掛け、おすすめのスーパーライトジギングロッドについてご紹介しましたが、いかがでしたか?
暖かさを感じる季節になってきたら、イサキ釣りの準備を始めてみましょう。
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Source: FISHING JAPAN