- 釣り人的「春」レシピ:クロ(メジナ)の白子料理 冷凍保存も可能 投稿日 2022年3月15日 17:00:46 (TSURINEWS)
春グロの大半は真子や白子をたくさん詰めている。今がまさに「腹パン」だ。今回は白子を使った料理を紹介する。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター松田正記)
クロの持ち帰り方
クロの持ち帰り方や釣り場での下処理は慣れた方法でOK。
ただし、クーラーに入れる際、魚をギュッと押し込むと、真子や白子が漏れてくるので、少し余裕を持って入れていく。頭と尾っぽが交互になるよう、うまく並べながら収納していこう。
自宅での下処理
持ち帰ったクロはシンクに移して軽く水洗いし、頭を落としていく。次に腹に切り目を入れ、ワタと一緒に真子や白子を取り出す。
取り出したものはワタを取って水洗いし、真子と白子に分ける。真子はカラスミや煮付けなど用にとっておき、白子はボウルなどに移す。
変色した部分を取る
ボウルに入れた白子は1つ1つ掃除していく。とはいっても筋と変色した部分を取るだけ。
変色した部分とは苦玉(胆のう)の色が付着した黄色い所。そのままだと、少し苦いので、やはり取ったほうがいい。
刺し身や塩焼きなどに
掃除した白子は食べやすい大きさに切る。刺し身はそのまま皿に盛り、ワサビじょう油でいただく。塩焼きは軽く塩を振り、グリルで10分ほど焼けば完成。カボスやレモンを添えてもいい。
そのほか、てんぷらやグラタンもOK。グラタンの場合はカットした白子をグラタン皿に入れ、マヨネーズを加えた溶き卵を入れる。これに溶けるチーズを乗せて焼き上げる。以上が定番の白子料理になりつつあるが、塩焼きが万人受けするだろう。
意外な保存法
保存の目安は生食で2~3日だが、意外に冷凍もイケる。その際はカットしてキッチンペーパーに包み、ラップをかけて冷凍すれば3か月ほど持つ。解凍後は、刺し身よりも火を通す料理のほうが美味しい。
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<松田正記/TSURINEWSライター>
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