- レイクトローリングで50cm級ビワマス続々 本格シーズンに突入 投稿日 2022年6月14日 16:30:48 (TSURINEWS)
琵琶湖の宝石と呼ばれ姿、食味とも美しいビワマスは初夏が最盛期。5月11日、本格シーズン突入を迎えたレイクトローリングによるビワマスゲームを取材した。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版・編集部)
ビワマスを釣る
午前5時すぎに出船。当日乗船したのは、滋賀県長浜市大浦にあるファイブオーシャンマリーナから出船しているダブハンド・F。メンバーは東海地区に展開する釣具店フィッシング遊の上野さんと伊藤さん、そのお知り合いの後藤さんと直井さんらだ。
出船後、30分ほど走って船は米原市の沖に到着。専用リグを装着したタックルが6セット用意され、船は南に向かってゆっくり前進しながらトローリングを開始した。
開始間もなく本命ヒット
開始後まもなく、タナ12mに設定されたロッドに立て続けにビワマスがヒット。ファーストフィッシュは30cm台と小柄だったが、3匹目は45cmアップの良型だ。
その後も船を流し続けるが、ヒットしてくるのは中小型が多く、なかなかサイズが出ない。そこで、少しポイントを移動。北湖の中央東側に位置する多景島周辺の有望ポイントに移動した。
移動的中でサイズアップ
直後、藤本キャプテンの目論見が見事的中。左舷側、上野さんのサオに今日一番の引きが来た。キャッチされたのは54.5cmの大物ビワマスだ。
良型ビワマス連発
これが引き金となって、良型ビワマスの連発に突入した。入れ替わり立ち替わり、誰かのサオが引き込まれる。このタイミングで伊藤さん、後藤さん、直井さんと全員が45cmアップの良型をキャッチすることができた。
当日のヒットレンジ
片舷に3本ずつ出されたサオは、それぞれ12m、15m、20mのタナ設定で、ビワマスの群れの鼻先を捉えるようになっている。当日は、このうち12と15mへのヒットが多かった。
ルアーローテで連発
このあと、一度連発は落ち着いたが、藤本キャプテンはもう一度ポイントを航過させたあと、手を変えるべくルアーを小シルエットのものに交換。同じ層をトレースすると、このルアーローテーションが奏功し、再び連発となった。
午後には50cmUP3連打も
ここで、見事な捕り物劇を演じたのが上野さん。午後の時合いで50cmアップの大型をなんと3連打で追加した。
このあと、リリースサイズのヒットも交えながら船は30匹以上のビワマスをキャッチ。ラストに伊藤さんが45cm超の良型を手にし、当日の釣りを締めくくった。
ビワマスシーズンと食味
ビワマスの最盛期は初夏と初秋。昨年は超大型の60cmアップがこの時期にたびたびキャッチされている。今季はすでに70cmを超えるモンスターも出ており、一層期待ができそうだ。
なお、銀鱗に包まれた美しいビワマスだが、その食味は秀逸。淡水魚特有のコケや泥の匂いは一切なく、超高級なトロサーモンを、脂の旨味を残したままクリアに洗練させたような味。このため、「淡水魚で一番美味」と評する人もいるほどだ。
乗船料だけで楽しめる
また、おだやかな湖上が釣りの舞台となるので、船酔いしやすい人や、足腰の弱った人でも不安なく楽しめる。タックルもルアー一個からすべて船に用意されており(乗船料金に含まれる)、誰でもすぐにチャレンジできるのが魅力だ。
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<週刊つりニュース中部版・編集部/TSURINEWS編>
ダブハンド・F
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