- ボートハタゲームにおける【ポイント開拓方法3選】 釣れる条件も紹介 投稿日 2022年9月22日 16:30:09 (TSURINEWS)
マイボートやレンタルボートでロックフィッシュを狙いたい人も多いのではないだろうか。そこで今回はボートロックゲームのポイント開拓方法について解説する。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター山下洋太)
ボートハタゲームとは
ボートハタゲームとは、ボートからハタをルアーで狙う釣り。近年ではオオモンハタやアカハタを狙えるエリアが増え、ますますの盛り上がりを見せる。関東近郊においては伊豆半島、三浦半島、房総半島でアカハタ、オオモンハタがよく釣れている。
また、東京湾央ではキジハタの釣果もよく聞くようになってきた。このことからも今後もっとも流行するルアーフィッシングの1つといっても過言ではない。
ボートハタゲームはポイント選びが重要
ボートハタゲームではポイント選びが釣果を出すうえで最重要。乗合船やガイド船では船長がポイントを選んでくれるが、レンタルボートやマイボートだと自らポイントを探すことが必要になる。そのポイント選びによってはアタリが皆無のときもある。
一方でポイントがハマれば大爆釣になることも。そのため、釣行前には必ずある程度の目星をつけて出船しよう。
ハタ類が釣れやすい条件
ハタゲームのポイント探しをするうえで、ハタがどのようなポイントにいるか把握することが重要だ。そこでまずハタ類が釣れる可能性が高い条件についてみていこう。
水深
水深としては5~30mがアカハタ、オオモンハタ、キジハタ狙いに最適だ。30m以深でも釣れることがあるが、釣りがしやすい観点から考えても30mほどまでの水深でポイント選びをするのがいいだろう。
地形
ハタ類は根魚であるため、基本的には岩礁帯に豊富にいる。特にアカハタは根が粗いポイントに多い。また潮通しがいいこともアカハタには好条件になる。
一方で魚食性があるオオモンハタは、根と砂地が混在するポイントで釣れやすい。アカハタとは違い、岬の裏側など潮通しがさほどよくないポイントでオオモンハタが釣れることが多い。またキジハタは岩礁帯に加えて海藻が生えているポイントで釣れやすい傾向にある。
季節
ハタゲームは5~11月まで楽しめる釣りだ。そのなかでも8~9月は数釣りがしやすい最盛期になる。ハタが釣れやすい1つの目安として水温がある。水温は20℃を超えているとハタ類が釣れやすいといわれている。東京湾に限った話にはなるが、水温が17℃台でも釣れることが多い。
海域にもよって釣れる水温が異なる可能性があるが、おおよその目安として18~20℃を超えれば、ハタが釣れやすいと考えていいだろう。
ポイントの選び方
次に具体的なポイントの選び方について解説する。
陸の地形から海底の地形を予測する
まずポイント選びをするときには海底の地形ではなく、陸の地形から確認することをおすすめする。確認方法としては航空写真で磯がある場所を把握し、その沖からポイントを探す。場所によっては航空写真で海中にある根を確認できる場合もある。陸の地形が磯であれば、その周辺の海底は根が荒いことが多い。また磯の合間に砂浜がある場所は、根と砂地が混在していることが多く、オオモンハタが釣れる絶好のポイントになる。
海図を見る
海図とは水深や底の地形、地質、また航路が記載されたマップのこと。海図を見ると根が多い水深が5~30mのポイントをすぐに見つけ出せる。最近では釣り向けに作られたアプリもあり、ポイント選びには重宝する。
水温を確認する
低水温期からいよいよシーズン開幕直前というときには特に水温を確認したい。狙いたいポイントを絞ったら、海域+水温をインターネットで検索してみよう。さまざまなサイトでその海域の水温を測定した結果が表示されている。狙ったポイント周辺の水温が18~20℃を超えたら見つけたポイントへ出船しよう。
ポイント選びも楽しみの一つ
レンタルボートやマイボートではポイント選びが大変だと感じることも多いだろう。しかし、自分で見つけ出したポイントで釣れると格別に嬉しく、釣りの楽しさも倍増する。宝探しのような気分でポイント選びを楽しんでほしい。
<山下洋太/TSURINEWSライター>
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