- 山中湖ドームワカサギ釣りで600尾 コンパクト&軽量電動リールが活躍 投稿日 2022年11月19日 15:30:11 (TSURINEWS)
今年も数々のワカサギ製品が発売された。そのなかで注目の外部電源専用の超軽量電動リールモデルほか各種アイテムを手に、鈴木誠さんが山梨・山中湖のつちやボートのドーム船から釣行。密着取材した。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版 岩下和弘)
山中湖でワカサギ釣り
10月24日(月)6時すぎ、同店桟橋前に到着。船頭の平田勝則さんの案内でドーム船に荷物を置き、6時半に受け付け。平日にもかかわらず8人のワカサギファンが乗船。7時に桟橋を離れる。
航程10分で到着したのは、大池沖水深12mライン。アンカリングされ、7時17分に「どうぞ」のアナウンスで開始。
当日の天候は雲り時どき雨で、北東の風が強くなる予報。ドーム船なので雨の心配はなく、船内は暖かくて快適だ。
新発売の電動リールで挑む
鈴木さんは、新発売の外部電源専用ワカサギ電動リール「クリスティア ワカサギ AIR」の2台使い。穂先は「クリスティア ワカサギ 先調子 SS」の34Sをセレクト。
仕掛けは「快適ワカサギ仕掛けSS定番」の7本バリ。ハリス長は右にノーマルと左にロング。ハリ1号、オモリ「クリスティア ワカサギシンカー TG DR-R」5gでスタート。
エサは紅サシを3分の1にカット。水深は12mで、底から1mあたりに魚探の反応が出ている。小刻みな誘いで早々に3点掛け。中層にも群れが入ることがあり、魚探を見ながら手探りでタナを変える。
1尾1尾着実に数を伸ばす
マイクロサイズも釣れたので、利き手(右)の仕掛けをハリス長ノーマルからフロロカーボンラインのロングハリスタイプでハリ0.5号に交換。追い食いを待っているとバレてしまうので、鈴木さんはアタったら待たずに巻き上げて1尾1尾ていねいに拾っていく。
どのタナも大小交じりで釣れてくる。アタリを拾ってもバラシが多いので、オモリを6gにチェンジして調整。仕掛けに張りを持たせるためだ。
利き手のリールにオプションの新製品「クリスティア ワカサギ ふんばるレッグ プレートロング」を装着。置き竿での安定感が増し、搭載機能のひとつ「名人誘い」を入れて効果を見せてもらうと、魚が掛かるのを確認。少し小休止する際にも便利だ。
早々に100尾超え
9時を回り、新発売のカウンター付き小物入れ「クリスティア ワカサギ 快適小物ホルダー」のカウンター数は118。このころになると、雨が強まり、船頭の平田さんによると水温は17度。
鈴木さんは今期の新製品についてこう語る。「『クリスティア ワカサギ AIR』は82gと軽いので、手感度がさらにアップしてマイクロサイズも掛けやすい。1本竿の手持ちでじっくり誘って釣るのにも、この軽さなら疲れないですね。手の小さい女性でもつかみやすいのでオススメです。電池も大容量なので、水深が深い釣り場でも一日フル稼働で安心して使用できます」。
後半さらにペースアップ
10時半を回り、オモリを「ワカサギシンカーR」6g(朱)に、穂先も「クリスティア ワカサギHG TYPE C」の34.5Mに変更。巻き上げ時にバラシが多くなってきたのでハリも1号に戻し巻き上げ時のキープ力を保持し後半ペースアップ。
初心者へのアドバイスをうかがうと「1本竿でじっくりと、穂先は先調子タイプを選びましょう。オモリは穂先が背負える最大号数のひとつ下の号数で、確実にアタリを拾っていくといいですよ。エサはこまめに付け替えてください」
当日は、同店の常連「キャスティング八王子店」の林雪丸さんも乗船。二人は面識があり、釣り談議に花を咲かせていた。
最終釣果は600尾
14時半にストップフィッシング。鈴木さんは600尾。船中釣果は50~649尾で、トップは魚探を複数用いて数を伸ばしていた林さんだった。
今年の山中湖は大小交じりの群れが多く、水温下がって群れが底に集まれば、20~30束の大釣りが期待できるとのこと。レンタルタックルも完備、初めての人もぜひ出かけてみてほしい。
<週刊つりニュース関東版 岩下和弘/TSURINEWS編>
山中湖・つちやボート
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