- エギングリール徹底解説!特徴から選び方、おすすめモデルまで一挙ご紹介! 投稿日 2022年11月25日 19:00:00 (FISHING JAPAN)
エギングリール徹底解説!特徴から選び方、おすすめモデルまで一挙ご紹介!
手軽にイカの王様・アオリイカを狙えるエギングは、初心者からベテランまで幅広い層のアングラーに人気があります。
必要なタックルはロッド・リール・ライン・エギとシンプルだからこそ、ひとつひとつにこだわりを持って選びたいものです。
特にリールは手元の操作に関わり釣果に直結する重要なアイテムなので、自分に合ったものを使うようにしましょう。
今回はそんなエギングリールの選び方を解説し、おすすめのモデルを厳選してご紹介します。
記事を読む前に図鑑でアオリイカについて知ろう
エギングリールの特徴
エギングではスピニングリールを用いるのが主流です。
一般的には汎用スピニングリールを使用することが多く、1つあれば様々な釣りに使い回せるのでコスパも優秀です。
一方エギング専用に作られたリールも存在し、これは他のリールに比べるとスプールの溝が浅いのが特徴で、そのぶん糸巻き量が少なくなっています。
そのためエギングに使われる細いPEラインでも絡まりにくく、ライントラブルを抑制できるのがメリットです。
エギングに使えるリールは各メーカーからのラインナップが豊富で、どれを選べば良いか迷ってしまうという声も多く聞きます。
そこで次章からは、エギングリール選びの際にチェックしておきたいポイントを詳しくご紹介します。
エギングリールの選び方①番手
エギングの場合、リールの番手は2000~3000番台が適しています。
基本的に0.6~0.8号の細いPEラインを、200mほど巻けるキャパシティがあれば十分です。
初めてエギングリールを購入する方は、最も汎用性の高い2500番台がおすすめです。
また、釣り場や釣りスタイルによっては大きめの番手が適する場合もあります。
例えば磯場などでドリフト釣法(=潮の流れにエギを乗せ、ラインを放出して誘うスタイル)を実践する場合は、200m前後までラインを引き出し、4号クラスの重めのエギを使う必要があります。
このような釣りには3000番台や4000番台のエギングリールが適しています。
自分が実践したいエギングの釣り場やスタイルを思い描き、それに合ったリールを選ぶようにしましょう。
ちなみに番手はメーカーごとに基準が異なることがありますが、今回ピックアップしているダイワ・シマノ・アブガルシアに関しては、いずれも2000~3000番台がエギングに適する番手と言われています。
エギングリールの選び方②自重
長時間にわたってアクションを繰り返すエギングには、なるべく軽いリールを用いるようにしましょう。
自重が軽ければ操作性も高く、俊敏にシャクリ続けることができます。
目安として210g前後のリールであれば、疲れを気にせず扱えるでしょう。
エギングリールの選び方③ハンドルタイプ
エギングリールのハンドルは、シングルハンドルとダブルハンドルの2種類に大別されます。
さらにシングルハンドルについては、ノブの形でI字型平ノブとラウンドノブに分けられ、それぞれ特徴が異なります。
ここでは、ハンドルのタイプごとにメリットとデメリットを解説していきます。
シングルハンドル
シングルハンドルはダブルハンドルに比べて自重が軽いのが特徴です。
中でもI字型平ノブタイプは軽量でつまみやすく、軽い力で回せるのがメリットと言えます。
また、さほど力を加えなくてもノブが回せるぶんロッドの揺れを抑えられ、アオリイカのアタリもとらえやすくなります。
ただし、力強く巻き取って引き寄せるのが難しいため、大物狙いには向きません。
その点ラウンドノブタイプであれば、手のひらでノブを掴んで回す仕様なので大きな力を加えやすく、大物が掛かってもすぐに引き寄せることができます。
グリグリと巻き取る感覚を味わいたい方にはおすすめです。
ちなみにどちらのノブタイプにも言えることですが、シングルハンドルは惰性でハンドルが回ってしまうのがデメリットです。
これにより気づかぬうちにラインを巻きすぎてしまうトラブルが起こり得ます。
I字型平ノブのシングルハンドル
ラウンドノブのシングルハンドル
ダブルハンドル
ダブルハンドルはノブが2つ付いているので手元を見なくても掴みやすく、操作性に長けているのが特徴です。
バランスもキープできるため、シングルハンドルのデメリットであるリールが勝手に回転してしまう現象は抑えられます。
また、一定の速度を保ちながらリトリーブできるので、ラインの巻き取りムラがなくアオリイカのバイトを感じ取りやすいのもメリットと言えます。
シングルハンドルに比べると自重が重くなりますが、扱いやすさの観点から言うと初心者の方にはダブルハンドルがおすすめです。
ダブルハンドル
おすすめのエギングリールをピックアップ!
それでは先ほどの選び方を踏まえ、編集部おすすめのエギングリールをピックアップしてご紹介します。
今回は幅広い価格帯のエギングリールを厳選し、価格順に並べています。
Amazonで評価やレビューの高い商品を中心にまとめていますので、自分に合ったエギングリール選びの参考にしてくださいね!
初心者におすすめのエントリーモデル
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 17 セドナ 2500S バス釣り ライトショアジギング ワインド エギング 初心者向け
シマノからリリースされているセドナは、コスパの良さに定評のあるスピニングリールシリーズです。
独自の技術が存分に詰め込まれており、高い操作性や耐久性を誇ります。
こちらのモデルはエギングの他バス釣りにも応用でき、様々なロッドワークを展開しやすいため汎用性にも長けています。
【自重】245g
【ハンドルタイプ】シングル
価格と性能のバランスが取れたエギングリール
アブガルシア(Abu Garcia) スピニングリール 17 カーディナル II SX2000S バス釣り
アブガルシアのカーディナルシリーズはデザイン性に定評があり、レトロな外観にファンも多いです。
ラインを滑らかに放出する設計で飛距離にも優れ、スムーズなキャストを実現できます。
替えのスプールが付属しており、釣り場でも安心して使えるのが魅力です。
【自重】258g
【ハンドルタイプ】ダブル
汎用性の高いオールマイティーモデル
アブガルシア(Abu Garcia) スピニングリール ロキサーニ (ROXANI) 2500SH 【加木屋守プロ愛用】
同じくアブガルシアからリリースされているロキサーニは、汎用性の高いリールシリーズです。
エギングでの使用ではアオリイカのアタリをとらえやすく、キャスト時のライントラブルも抑制してくれます。
基本性能が高く様々な釣りに使い回せるので、1つあると便利なリールです。
【自重】228g
【ハンドルタイプ】シングル
軽量で長時間の釣りにも最適
シマノ(SHIMANO) スピニングリール エギング 18 セフィア BB C3000SDH
シマノのセフィア BBは、エギング専用設計のリールシリーズです。
ダブルハンドルにもかかわらず自重が軽く、長時間シャクリ続けても疲労を感じにくいのが魅力です。
こちらのモデルは0.6号のPEラインを200m巻けるようになっているので、ドリフト釣法での使用にも適しています。
【自重】250g
【ハンドルタイプ】ダブル
初心者からベテランまで使いやすい
ダイワ(Daiwa) スピニングリール 15 レブロス 2506H-DH (2500サイズ)
ダイワからリリースされているレブロスは、汎用スピニングリールとして幅広いアングラーにおすすめできます。
淡水・海水問わず使用できるので、様々な釣り場で活躍してくれます。
独自の技術で高い回転性能や耐久性を誇り、ライントラブルの抑制にも貢献しています。
【自重】295g
【ハンドルタイプ】ダブル
滑らかな巻き心地で激しいエギングにも対応
ダイワ(DAIWA) スピニングリール 17 エメラルダスMX 2508PE-H (2017モデル)
同じくダイワのエメラルダスMXは、エギング用に作られたスピニングリールです。
軽量でコンパクトなので長時間の釣りにも適しており、軽快なシャクリを実現できます。
ラインが滑らかに放出されスムーズにリトリーブできるため、大物の強い引きや激しいエギングにも十分対応可能です。
【自重】200g
【ハンドルタイプ】シングル
どのようなエギングを実践したいかしっかり考えてリールを選ぼう!
今回はエギングリールについて詳しくご紹介しました。
エギングリールは使用する釣り場やスタイルによって適するモデルが異なるため、今一度自分が理想とするシチュエーションを思い描いてみましょう。
メーカーごとにリールの特徴も様々なので、比較検討して自分に合ったモデルを見つけてくださいね!
エギングリールはまだまだたくさん!その他のおすすめモデルはこちらの記事で紹介しています!
Source: FISHING JAPAN