- 大阪湾奥メバリングでメバル2桁釣果 足元の「キワ」の表層で連発 投稿日 2022年12月1日 16:30:49 (TSURINEWS)
メバルが出始めた大阪湾奥。今は外気温もそこまで寒くなく、体力を保ちながら釣ることができる。今回は数釣りを狙った。夕方からエントリー。さあ、どんどん釣っていくぞ。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター井上海生)
当日の状況
この日の海は、中潮回りの19時ごろ上げ切り。メバルが浮いてくるのが19時ごろなので、理想的な時間ともいえる。おそらく下げ潮で出始めるだろうと考えて、それまでは少し焦れながらも5g級のメタルジグでも投げてみることにした。
ちなみにこの日使用したメバリングロッドは、ルアーウェイト5gまで。ただ経験上、私はライトゲームロッドでは1.5倍近くまで安全に投げられることを知っている(あまり参考にはしないでください)。よって7gのジグ、そして最大10gまで試した。これくらいのジグが投げられると、ベイトフィッシュパターンのサバ、アジの反応が多くなるだろう。またちょっと沖でしか出ない魚の反応も見られる。いい実験になった。
まずはサバがじゃれてくる
最初は、ここのところずっと大阪湾奥に居座って群れているサバが反応した。2gのタングステンジグヘッドで太めのワームを巻いていると1尾。
このあとアジもいくつか掛けるが、ほとんどポロリと手前で落とした。最近の10cm級のアジは釣りきるのが難しいので、これでいいかもしれない。筆者はそこまでこだわっていない。
メバルがキワに着き直して反応
辺りに闇が下りて、メバルのムードがじわじわ。そろそろ浮き始めるかな、と思ってもメバルというのはなんだかんだ遅いもので、1尾出すのに少々手間取った。確かこの時点で最終の魚のサバかアジから、1時間ほどして本命メバル、だ。
安心したのは、メバルがキワで出たこと。今季のスタート間もないメバルは、オープンで反応していた。これが結構困らせてくれるのだ。プランクトンパターンのオープン、しかも小型となると、プラグでは反応させづらいし、ワームでは表層レンジキープが難しい。
その点、足元ならばスーッと軽量ジグ単をトレースさせるだけなので、釣り方としては単純だ。この後、ヒットワームは限定されるが、立て続けに釣れた。
ヘッドウェイト0.4gと最軽量級だけれど、エステル運用なのでなんとかなる。
楽しい!
最後は0.2gのヘッドウェイト
潮止まりは19時ごろのはずなのだが、もう少し遅めにぴたっと海が池のように波も何もなくなった。こうなるとさすがに捕食を終えた魚たちは低活性になる。しかしここからが本気になるタイミング。この状況を攻略できないと、もっと渋いときに対応できない。
エステル運用ならではで、もっともっと軽い0.2gのヘッドまで扱える。私はちゅうちょなくヘッドをつけかえ、ワームのサイズだけ1.5inchくらいを保ちながら、再び釣り始めた。
この先、プラス3尾くらいして、なんとか10尾達成した。ワームのサイズを落とさなかったのは、本当に最終手段になるからだ。比較的いい潮なので、こちらのカードをすべて出し切って魚に侮られるのはなんとなく気に入らなかった。それにワームのサイズを小さくして釣れないと、「これ、見つけられてないんじゃないか?」という不安と言い訳みたいなものが頭をよぎるのだ。だから個人的にそれはしたくない。
巻きでダメならふわ釣りが吉
この日は巻きで釣れたのが最初の方だけで、途中からは表層を漂わせるようなふわ釣りに好反応となった。典型的なプランクトンパターンである。最初は巻きでスタート→途中でふわ釣りに切り替え、というやり方が頭に入っていると、いつしか姿を消したかと思われるメバルの機嫌に合わせられる。
それにしてもこの日一番嬉しかったのは、何人かで来ていた若いアングラーの前でふわ釣りメバルを連チャンさせ、「うまっ」と女の子に言われたことである。はっはっは。何かと愉快な釣行であった。
<井上海生/TSURINEWSライター>
大阪湾奥エリア
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