- イサキ狙いSLJで好ゲスト連発 68cmクエに88cmマダイに78cmヒラメ 投稿日 2021年7月15日 11:30:08 (TSURINEWS)
イサキ狙いでSLJ(スーパーライトジギング)に行ってきました。本命のイサギはもちろん、サプライズゲストにクエまでヒットし、大満足となった釣行をリポートします。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース西部版APC・石川美佐代)
OceanDreamerでSLJ
梅雨(つゆ)入り前から夏場にかけてよく釣れるイサキ。このイサキは上品な食味で、刺し身はもちろん、煮ても焼いてもおいしいです。
6月10日にお世話になったのは、安岡港(山口県下関市)から出ている遊漁船・OceanDreamer。
午前4時30分すぎに港に着くと「今日はイサキ100尾釣りますよ~」と、期待を膨らませてくれた船長!出港し、向かったのは角島の水深20mラインで、7時40分に到着。上げ潮からのスタート。
根魚&78cmヒラメ登場
まずは30gのジグを投げます。船長指示で「着底後に10回ただ巻き、アタリがなければまた底を取り直して」とのこと。
朝の初ヒットは、同乗者に40cmのアカハタ。私は3回目の投入でボトムにてヒットし、上がってきたのは25cmのアコウ。その後も根魚が立て続けにヒットし、根魚の活性はいいようです。
後方部では大きなアタリがあり、周りの人も目を見張ります。上がってきたのはビッグサイズのヒラメだぁ~。「すっげーデカい!やったねー」と声が上がります!計測すると78cm!自己記録更新とのことで、幸先いいスタートです。
本命のアタリなく休憩
船は移動してポイントを替え、ジグを40gに替えて水深15m前後のエリアへ。
根掛かりしやすい所なので、ジグ着水からの15カウントで巻き始め、10回ほどワンピッチジャークを繰り返してイサキを誘いますが、船中ぽつぽつと単発のアタリがあるものの、私にはなかなかアタリがありません。
イサキは群れで行動し、フォールでヒットするイメージがありますが、途中にフォールを入れてもアタリがなく、潮も緩くなり沈黙の時間。もう夏の日差しになり、この日も30度近い気温。気持ちを切り替えるため、休憩を取りました。
気を取り直し、下げ潮に入る前の潮目にベイトが湧き、ボイルしている光景を横目に投入。
今シーズン初イサキゲット
潮が行き始めると、船中ではイサキのアタリがちらほら。そして、やっと私にもググッとアタリがあったかと思えば、ギュギュギュッと根掛かりっぽい感じで……。
根掛かりを外そうと、ラインを少し緩めてシャクろうとしたら、またググッと反応が。まだ付いてる!「あ!イサキだぁ」と、慌てて巻き上げました。今シーズン初のイサキをゲット。
すぐに同乗者の吉田さんが48cmのビッグサイズを上げ、何ともうらやましいサイズです。その後もばたばたとヒットし、全員安打で船長もホッとした様子です。
まさかの68cmクエ登場
200m先に魚のボイルを発見!移動すると7、8cmほどの小魚があちこちに見られます。ジグを投入して探っていきます。
着底後、速めのピッチでただ巻きしてると、中層付近でググッとヒット!イサキは口が軟らかいから緩めにドラグ設定してたので、どんどんラインが出ていきます。
青物かなぁとも思いましたが、水深20m前後のエリアだったので、根に入られるとヤバイなぁと思い、とりあえずドラグを少しずつ締めながら巻いていきます。
手応えとしては、結構な大物が期待できそうな予感。周りは「ドラグ緩すぎやん」と爆笑!でもPEライン0.8号という不安と、水深20mの焦り。ラインブレイクだけはしないでと祈りながら10分ほどやり取りし、やっと落ち着いて浮いてきた魚影に「クエやん!」「えー!マジで!?」「やったね~」と、テンションはマックスです。
船長が丁寧にタモ入れしてくれて、周りの人とハイタッチ!68cm(5kg)で、喜びと安堵で手が震えました。こんな経験は初めてです。
アドバイスをもらいながら上げることができ、本当に感謝してます。この魚との出会いは一生忘れません。こんな経験しちゃうと、もっと釣りにハマりそうです!
88cm大ダイも出て船中活気
すぐにほかの人にもヒットし、ドラグ音が響き渡ります。上がってきたのは88cmの大ダイで、その大きさに目を奪われます。90cmには届かなかったものの、自己記録更新とのことでした。
マダイ、ヒラメ、イサキ、アコウ、アカハタといろいろな魚種、しかもビッグサイズ!最高のゲストに恵まれた感動の一日でした。今回はイサキのパターンがよく分からないまま納竿となりましたので、次回リベンジです。
今回使用したロッドですが、30gの軽いジグのアクションも取りやすく、まさかのビッグゲストにも対応でき、そのパワーを実感できました。ジグのバイト率も非常に高く、ベイトとマッチしていたと思います。
今回私はジグブレードを装着しておりませんでしたが、フォール時のアピールは重要で、ブレードを付けることによりヒット率は格段に上がるようです。
実際、隣で48cmのイサキを上げた吉田さんも自己記録更新!船中トップで数も上げており、これからのイサキゲームには欠かせないアイテムです。
この日の私の釣果は、クエ(アラ)68cm、イサキ1尾、アコウ2尾、アラカブ1尾でした。
<週刊つりニュース西部版APC・石川美佐代/TSURINEWS編>
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