- 船メバル五目釣りで本命32匹手中 高活性時には船中連掛け続々 投稿日 2022年3月8日 11:30:28 (TSURINEWS)
2月8日、愛知県・南知多町師崎港の石川丸に乗船してメバル五目を満喫した。上潮だった前半はぽつぽつだったが、下げ潮にかわると活性が上がり連掛け連発となり、メバル17~25cm32匹とカサゴ17、19cmの各1匹の釣果を得た釣行をリポートする。
(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・山本嘉弘)
石川丸でメバル五目釣り
メバル五目狙いで2月8日、愛知県・南知多町師崎港の石川丸に乗船した。この日は曇り空の無風で、絶好のメバル日和だった。釣行の3日前から生きイサザがエサ店に出始めたので、購入して持ち込んだ。船宿でも冷凍イサザを用意してくれるが、生きイサザの方がエサ持ちがいい。
出船前の気温は3度だが、風がないのでそんなに肌寒さは感じない。午前7時に12人を乗せて出船。航程35分で伊良湖沖のポイントに到着した。水深は45mからスタート。徐々に駆け上がって浅くなっていく。オモリ着底後に2m巻き上げてアタリを待った。
幸先よく25cmメバル登場
しばらくするとオモリが底に当たったので、もう2m巻き上げる。巻き上げてすぐにアタリが出たので、追い食いを待つ。待っている間に駆け上がってきてオモリが着底したので、根掛かりする前に巻き上げると25cmの良型メバルだ。幸先良いスタートとなった。
その間にポイントが外れたので、元のポイントに戻って再スタートした。次は最初から1匹目がヒットしたタナに合わせてアタリを待った。しばらくするとヒットしてきたので、追い食いを待つが食ってこない。
長く待ち過ぎると、掛かった魚のハリ穴が開いて外れてしまうので巻き上げると、上がってきたのは20cmのアベレージサイズだ。その後は船中アタリが止まったので、移動となった。
追い食いの見極めが重要
次は水深40mからのポイントでスタートした。どのポイントでも、基本は底から2m巻き上げてアタリを待つ。このポイントも駆け上がってきたので、さらに2m巻き上げる。メバルがヒットしてきたので待っていると、小気味よいアタリで追い食いしてきた。
根掛かりに注意しながら少しずつ巻き上げると、さらにサオ先が曲がり込む。巻き上げてくると、20cm前後のメバルのトリプルだった。船のメバル釣りは追い食いでいかに数を伸ばせるかによって釣果が大きく違ってくるので、1匹ヒットしただけで巻き上げては数が伸びない。しかし追い食いを待ち過ぎても根掛かりしたりハリ外れしたりするので、見極めが大事になる。
その日の活性状況や海底の起伏や底付近にいたり、数m上に浮いていたりしてタナを探すのも重要な要素で、さまざまな条件を総合的に判断する必要がある。それがまたメバル釣りの醍醐味なのかもしれない。
その後は追い食いを待ってもダブルまでで、活性はいまいちのようだ。2度、3度とポイントを移動しても状況は変わらず、1匹ずつの拾い釣りが続く。
船中連掛け連発
上げ潮から下げ潮に変わる潮止まりになると、船中パタリとアタリが止まって沈黙状態となった。その間に私はモグモグタイムで腹ごしらえ。下げ潮に変わって潮が動きだすと状況が一変して、活性が良くなってきた。
1匹ヒットすると追い食いしてくるようになり、トリプル、4重連とヒットしてくるようになった。ハリにイサザを刺す作業も忙しいぐらいだ。船中でも4重連や5本バリにパーフェクトの人もいて、がぜん船中は活気づいてきた。
最終釣果
しかし、この勢いも1時間半ほどで幕を閉じて、正午ごろからは全くアタリがなくなった。ポイントを転々と移動しても活性は良くならず、午後1時に沖上がりとなって納竿とした。
この日の釣果はメバル17~25cm32匹とカサゴ17、19cmの各1匹だった。メバルは春先まで釣れるので、皆さんもメバル釣りの醍醐味であるの連掛けを狙って釣行してみてはいかがだろう。
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<週刊つりニュース中部版APC・山本嘉弘/TSURINEWS編>
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