- 泉南エリア投げ釣りで18cm頭にキス15匹 水温次第で好機突入か 投稿日 2022年6月26日 17:00:37 (TSURINEWS)
5月の下旬になり、大阪府の泉南でも投げ釣りでキスが釣れ始めている。まだ数釣りは期待できないが、20cmオーバの良型が交じる時があるようだ。5月31日早、朝からの時合いを狙って泉南の深日港に釣行してみたので、その模様をリポートする。
(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター谷口墨人)
泉南深日港でキス釣り
泉南の深日港には午前5時前に着いた。今の時期は夜明けが早く、すでに夜が明け明るくなっていた。雨は夜明けまでに上がっていたが、空は曇天模様だった。
深日港の白灯は、灯台周りにはテトラが入れられているが、その手前の沖向きは足場のいいケーソンになっているので、そこに釣り座を取った。今が満潮で、これからは潮が下げていく潮回りだ。
エギングは不発
灯台周りのテトラでは、エギングでアオリイカを狙っているエギンガーがいる。泉南でも、親イカが釣れ始めているようだ。私も3.5号ピンクのエギで、しばらく、アオリイカを狙ってみたが、イカからの反応はなかった。夕方から夜にかけてがイカの反応があるようだ。
置き竿と引き釣りで
アオリイカからの反応はなかったので、ここからはチョイ投げでキスを狙ってみる。2本の投げ竿を出し、1本は置き竿で、もう1本は引き釣りのスタイルでキスからのシグナルを待つ。
仕掛けは15号の遊動KAISOテンビンに、キスバリ7号の2本バリ仕掛けをセット。エサのイシゴカイをハリ一杯に付け、50m沖に投入し、置き竿にする。沖合いはシモリの少ない砂底なので、もう1本の投げ竿はゆっくりと引き釣りを楽しむ。
早々に本命がダブルで
早速引き釣りの竿にブルッとアタリがあった。リールを巻く手を止めていると、またブルッとアタリがあったので、ハリ掛かりを確信。巻きアワセで寄せにかかるとやや重く、12cmと10cmのキスがダブルで釣れてきた。
続いて置き竿の仕掛けを寄せにかかると、重いが、グッグッとした魚の引きはない。期待はせずに寄せてくると、浮き上がったのはやはりヒトデだった。
置きザオ不発でキスは引き釣りに
引き釣りをするとアタリは多く、小型のキスが釣れてくる。遠めに投げると型はよくなるみたいで、グィグィといいアタリがあり18cmまでのキスを続けてキャッチできた。
置き竿には、小型のガッチョ、ハゼ、マッチ箱サイズのチャリコが釣れるだけで、キスは掛かってこなかった。やはり誘いをかけないと、キスからの反応が悪いみたいだ。置き竿を止めて引き釣りに専念していると、単発ながらキスのアタリがあり、バラシもあるがボツボツと小型のキスをキャッチしていく。アタリが無くなれば、投げる方向をかえて投入すれば、またキスからのシグナルがある。
当日の釣果と今後の展望
午前10時を過ぎると、すっかり潮が引いて、キスからのアタリがなくなったので、納竿とした。釣果は10~18cmのキスを15匹キープした。
まだ海水温は低く、キスのアタリがあってもハリ掛かりしない時があり、ハリ掛かりしても口先に掛かっているだけで、エサを飲み込んでいるキスは少なかった。今後、海水温が上がってくればキス狙いは盛期に入り、数・型ともに期待できるだろう。
アオリイカ狙いは不発に終わったが、泉南では7月末まで、親イカが狙えるので、また、リベンジしたい。
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<谷口墨人/TSURINEWSライター>
深日港
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